会長挨拶

ご挨拶 会長 池内 勝彦

「 鳥取ロータリークラブ in My Life 」

一人ひとりの会員の皆さんが後年振り返った時、
在籍期間の長短にかかわらず
「人生のある時期に鳥取ロータリークラブに在籍してよかった、
成長の機会と生涯の友情を得た、
楽しく充実したロータリーライフだった」と
感じて頂けるような親睦と奉仕活動を体感出来る
心地よい鳥取ロータリークラブを目指します。

池内 勝彦

 ジェニファー・ジョーンズRI会長の示唆に富む講演の中から、ロータリーライフの「心地よさ」「成長の機会」「生涯の友情」等のキーワードに共感を覚え、楽しく充実したクラブ運営を心掛けます。

 また友末誠夫地区ガバナーがスローガンとして提唱されております「ロータリーの素晴らしさ」を会員の皆さんに「体感」して頂ける親睦と奉仕活動により、心地よい鳥取ロータリークラブを目指します。

  経済学者のケインズに絶筆といっていい「わが若き日の信念」という書物があります。その中で彼は、『It is much more important how to be good, rather than how to do good.(いかに善を為すかと言うよりも、いかに自ら善く在るかと言うことのほうがより大切である)』という名言を残しています。ありていに言いますと、どんな悪人でも良いことは出来ます。奉仕活動をする事もあります。“to do good”は誰にでも出来ます。ケインズは“to be good”( いかに自ら善く在るか)の方が大切であると説いています。

 週に一回の例会や奉仕活動の機会だけの‟to do good”ではなく、我が鳥取ロータリークラブのメンバーは‟to be good”、常態としての‟good”でありたいという想い、ロータリアンとしての人生を‟to be good”でありたいという意味での ‟in my life”。また一人ひとりの会員の皆さんが人生のある時期に鳥取ロータリークラブに在籍して良かったと、在籍期間の長短にかかわらずそう思って頂きたいとの想いから‟in my life”というフレーズが心中に去来しました。

「 鳥取ロータリークラブ in My Life 」

 奇しくもRIテーマ「イマジン ロータリー」と平仄を合わせ、半世紀前の美しい歌詞の曲名を今年度のテーマとして掲げさせて頂きます。

地区目標等を踏まえて、具体的には次の様に取り組みます。

1.会員増強

 過去10年間の傾向を分析しますと、転勤による後任者の入会の無いケースやご高齢の会員の退会など、交代会員の入会が見込めない退会が毎年2名程度予想されます。従って長期的に会員数を維持増加するためには毎年2~3名以上の新規会員の入会が必要となります。今年度は「多様性・公平さ・インクルージョン」(DEI)を踏まえた属性にとらわれない会員増強活動により1名以上の純増を目指します。

2.ロータリー賞の達成

 今年度の地区重点目標にロータリー賞の目標設定はありませんが、鳥取ロータリークラブは引き続きロータリー賞の受賞を目指します。RIが定める「会員の増強と参加促進」「ロータリー財団への寄付」「奉仕」「若いリーダー」「公共イメージ」各分野の合計25項目を精査しロータリー賞受賞に必要な項目の達成を計画します。

3.充実した例会運営

 70周年を迎えた鳥取ロータリークラブの歴史と伝統は、リモート出席等の革新を重ねながら毎回の例会運営に脈々と引き継がれています。また運営方針に掲げました「成長の機会と生涯の友情を得る楽しく充実したロータリーライフ」のためには例会の充実が欠かせません。規律ある中にも和やかな、和やかながらも規律ある、心地よく充実した例会運営に努めます。

4.奉仕活動の充実

 地区スローガン「ロータリーの素晴らしさを体感しよう」をまさしく体感するためには奉仕活動の充実が欠かせません。また地区重点目標に掲げられています「地域社会に密着した特色ある奉仕活動を実施する」(形骸化した奉仕活動を見直す)の観点から、現在実施しています様々な奉仕活動について、事業開始当初の趣旨・目的に立ち返り事業内容を検証しながら、更なる内容の充実を図ります。

5.公共イメージの向上

 70周年記念事業「鳥取空港スマイルピアノ」は公共イメージの向上に大きく寄与しています。併せて「奉仕活動をマスコミやインターネットで広報し、認知度を向上させ会員増強を図る」のような公共イメージの向上にとどまらず、ロータリアンとして「四つのテスト」に照らして恥ずかしくない言動と職業奉仕を実践することにより公共イメージの向上を図ります。

クラブ内外の皆さまのご指導とご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。